宮澤賢治の花壇

花壇
花壇の設計図です。
花の咲く時期を記してありますが、花巻でのことだと思います。
昭和の初期にこれだけの種類の洋花が花巻で手に入ったのでしょう。
花の手帳です、全文は全集をご覧願います。公共図書館なら借りることもできます。
賢治設計の花壇で最も有名な眼の花壇です。両端の小丸は水盤のようです。

希世の詩人宮澤賢治が農学者であったことは必ずしも広く知られてはおりません。
花壇の設計や花卉の配置など詳細に書き残していました。
また、「MEMO FLORA」というノートも残してくれました。
これらは、昭和初期(80年以上前)に書かれたものですが、ポーチェラカやラナンキュラスなど
随分とモダンな植物名が記されてあります。
添付した画像は、筑摩書房 昭和51年刊 校本宮澤賢治全集第12巻上・下から引用したものです。
ご参考にご利用願いますが、花巻は新宿よりも遥かに寒冷の地ですからご勘案のほど願います。

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