イワヒバ

園芸小品

イワヒバは岩場などに自生しているシダ植物です。桧葉(ヒバ)のように見えるところは、シダの枝になります。乾燥すると枝を巻き込んで枯れた様相をみせますが水を与えると復活します。あまり市販されていないので見る機会は少ないと思いますが、盆栽好きな人は結構持っています。谷間の清冽な流れに沿って自生する透き通った輝くような緑が特徴です。
今回のガーデニングサポーター講習会で苔玉を作った時に最初に考えついたのがこれでした。
結局植え替えでいらなくなった山ゴケの再利用として乾燥防止に使用しました。用土は鹿沼土と桐生砂の混用で、軽石に穴をあけて植えています。頂いてから10年は経ちますが、少しも成長しません。肥料もほとんどやらず、水やりだけです。確かに涼やかな植物です。

お皿のまわりにあるのが苔玉の山ゴケです。新芽が出ています。

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