かりんのジャム ブログ X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2023.01.032023.01.04 かりんのジャムを作りました。かりんの実はとても固く苦いため、食用には向いておりませんが、咳止めの薬として古くから用いられているため、家庭でも手軽に使えるように様々な方法が考えられております。ジャムはその一つですがいろいろなコツがあるためお知らせいたします。今回は無農薬かりんの実5個計700gと白砂糖400gで作りました。作業時間は2時間ほどかかりました。 かりんの実は固いので大きな両刃包丁を使ってください。これは刃渡り50㎝の牛刀です。 種とその周りの薄皮を取り除くと共に表皮を剥いて、ホーローの鍋を用いて水で1時間ほど煮て、とろみが出たら濾します。この液にはペクチンが豊富ですのでこれで身を煮ます。 先程の液体と適当な水及び細切れにし皮を剥いた身(今回は550g)と砂糖(400g)を入れて2時間ほど煮詰めます。よくかき混ぜて焦げ付かないように注意願います。 オレンジ色に十分に煮詰まったら、一晩置きます。直ぐに瓶詰めすると渋みが残ります。 翌日、沸騰するまで再加熱して、十分に煮沸消毒したガラス瓶に詰めて蓋をして逆さにして冷まします。 500㏄前後のジャムができます。重量比70%の砂糖濃度で瓶が真空密閉されている場合、冷蔵庫保存の必要はありません。
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