春の緑

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今頃の季節になると、古今集の紀貫之の和歌を思い出します。写真は寸松庵色紙とバラ植え替え2か月後の我が家です。子供の頃鳳仙花の種を撒いたりしていましたが、それから60年、同じようなことをしています。春は幾度もめぐってきて年だけが取っていくのです。緑は毎年季節に従って色鮮やかになって行きます。心躍ると共に無常観を感じるのです。

つらゆき
  わがせこが ころもはるさめ ふることに、のべのみどりぞ いろまさりける

徒良由支
  和可世己可 己呂毛波留左免 不留己止仁、能部乃美止利所 以呂末左利个類

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