ガーデニングと統計

ガーデニング左見右見

当会の隣町若松町に日本の統計の総帥である総務省統計局があります。
統計局が行う社会生活基本調査という大規模な統計調査があって、日本人の生活行動が詳しく調査されております。
そこに、趣味・娯楽としての園芸・庭いじり・ガーデニングという項目があって結果が公開されております。
しかし、趣味ではなく家庭菜園を管理して、家族に野菜果物花卉類を供給するための労働となると無償労働(unpaid work)となります。これには、したくないが、しないわけにいかない行動という意味合いがあります。
仮に収穫物が沢山あって、一部を販売した場合は有償労働となり、自営の農業労働者となります。
全く同じことを行っても上記3とおりの異なる生活行動に分類されます。
ボランティアとしてガーデニングを行う場合は、趣味・娯楽となりますが、それがいやいややらされると無償労働となり、何等かの報酬があれば有償労働となるわけです。
人それぞれ気の持ちようでどのようにもなるということですが、統計としてはいい加減なものではなく、人の行動を把握するためには重要なことだと思います。
この新宿区戸山ガーデニングサポーターの会のような会において、会費無し、行事参加入会脱会随意、管理されることも管理することも無いということで始めたのは、以上のような個人の心持の自由を大切にしたいと思ったからです。



      

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